ホーム > 課程・専攻について > 研究シーズ集

研究シーズ集

射場 大輔 (准教授)

高機能受動型動吸振器の最適設計

  • 多自由度動吸振器やロバスト動吸振器などの高機能な受動型動吸振器の設計を線形制御理論を利用して行う方法を提供する.
  • 受動型の動吸振器による制振はコストパフォーマンスに優れているが同時に複数の振動モードを低減することができない,制振対象のパラメータ変動に弱い等の欠点もある.そこで受動型動吸振器自体を高機能化することが望まれるが,従来の定点理論による設計手法ではこれらを実現することができない.そこで制御理論を利用してこれら高機能型動吸振器の設計方法が確立されれば低コストで高機能な制振装置が開発できる.

減衰係数励振を利用した振動制御

  • 外部入力を受ける振動系に減衰係数励振を作用させることで入力の任意の振動数に対して共振が起こせる.これを利用することによって複数の振動成分を含んだ入力が作用する振動系の振幅を低減する方法を提供する.
  • 一般に振動制御は振動系の減衰を大きくすることを目的とし,受動型の場合はダンパによって,能動型の場合はアクチュエータによってそれを実現する.能動型は性能の向上が期待できるがエネルギの消費が激しい.これに対して本手法を利用すれば,外部入力の振動数を変換することができるため,異なる振動数同士の干渉を簡単に実現できることから外部の振動エネルギを巧みに利用した低エネルギ型振動制御が可能となり,省エネルギが叫ばれる昨今に見合った制振装置が実現できる.