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飯塚 高志 (教授)

植物系資源によるサステナブルマテリアルの成形方法の開発

  • 木材,木材粉末および竹粉末といった植物系資源からのサステナブルマテリアル部品の成形方法の開発を塑性加工の観点から行う.
  • 資源のサステナビリティやカーボンニュートラルな社会の形成など近年課題となっている事柄に対する対応策の一つとなる.特に植物系資源のみからの機械構造用材料が成形可能となれば,利用における汎用性が大きく高まり,効果的である.

金属薄板の新しい成形法の開発

  • 金属薄板の新しい成形法の開発および既存の成形技術の改良を提案する.ミクロ・マクロの視点の導入や技術の複合化などによってこれを行っている.
  • 金属薄板成形は広くものづくりにおいて使用されている.成形品の精度や性状といった観点からのアプローチも重要であるが,新しいプロセスの開発はさらなる技術の向上をもたらすものである.これは,日本ならではの生産技術の発展・維持において重要である.

金属薄板の異方性に関する研究

  • ミクロ・マクロの視点から金属薄板の異方性と成形性について考える.エンボス周期構造によって新しい異方性を付与し,その異方性の発現の様子を調査している.また対称性を考慮して薄板の集合組織を変化させ,その成形への影響などを調査している.
  • 前項において,金属薄板成形と金属薄板の異方性の関連は深い.新しい成形技術を開発する上においてもこれら金属薄板が持っている基本的な性質を理解することは重要である.特に金属薄板に新しい異方性を付与したり,また成形と異方性の相性などを模索することによって金属薄板成形の可能性を大きく広げることができる.

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飯塚 高志 (教授)

京都工芸繊維大学
工芸科学部 機械工学課程

機械物理学専攻/
機械設計学専攻